幸せな働き方を考える(その15:時代の流れに乗る)
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焼けると赤くなる、有江慶彰です。
さて、今回は、幸せな働き方を考えるシリーズ、第15回目。
「時代が改善したいコト」を、さらに深掘りします。
もくじ
前回のあらすじ
前回は、これまでに採取した「時代が欲してるモノ」に対して、「何故?」を考え、その背景にある「時代が改善したいコト」を以下のように発掘しました。
- プライベートよりも仕事に費やす時間が多い。
- 仕事の内容に自由度が少ない。
- 身の回りに人工的なものが増えた。自然なものに囲まれて本来の人間的な生活を取り戻したい。
- 知識や情報ばかりが増える。実際の行動や成果につなげたい。
- 消費することでは完全には癒されない。そもそも消費することをおさえたい。
- リラックスできる環境が足りない。
- 表面だけの人付き合いに疲れた。
- 心の通った人間関係を築きたい。
ここで一度、考えを整理しておきます
先週から(第11回以降)のテーマは、幸せな働き方のベースの図の右側の丸「お金になること」の中にある「時代の流れにのっていること」について考えてきました。
右下の図(お金になることの中身)は、「人がしあわせになること」と「時代の流れにのっていること」がかさなっています。つまり、「人がしあわせになること」だけを考えても、時代の流れと逆行していることは、お金に結びつきにくい、という考えです。
そして、現段階で自分が言いたいことは、「時代の流れにのっていること」というのは「時代が改善したいコトに貢献すること」である、ということです。それができれば必ずお金につながるはずです。
よって、考えなければいけないことは、
「時代が改善したいコトが改善された後の世界へ、世の中の人たちを導くには、どうしたらよいか?」
ということが、テーマになってきます。
なんだか、いろいろ書いているうちに、大それたテーマになってきましたが(汗)、もう、ここまで来たら引けないので、どんどん進めます!!
さらに、何故?を繰り返す
前回の記事「幸せな働き方を考える(その14:「何故?」を繰り返す)」のタイトルにある通り、改善したいコトを明確にするには、何故?を繰り返すことが有効です。
「時代が改善したいコトが改善された後の世界へ、世の中の人たちを導くには、どうしたらよいか?」を考えるには、実は、まだ、何故?の繰り返しが足りないのではないかと、気付いてしまったので、もう少し、何故?を繰り返してみます。
・「高級な車」 → 「自由な時間」
・プライベートよりも仕事に費やす時間が多い。
・仕事の内容に自由度が少ない。何故? → 誰かが決めた仕事をこなしている。
・「高級な住まい」 → 「自然を感じる住まい」
・身の回りに人工的なものが増えた。
・自然なものに囲まれて本来の人間的な生活を取り戻したい。何故? → 自然のままの自分でいられる環境が少ない。
・「高学歴の人物」 → 「創造的な人物」
・知識や情報ばかりが増える。
・実際の行動や成果につなげたい。何故? → 行動を起こすほどの「やる気」が出ない。
・「豪勢な旅行」 → 「癒しの旅行」
・消費することでは完全には癒されない。
・そもそも消費することをおさえたい。
・リラックスできる環境が足りない。何故? → ストレスがたまる環境が多い。
・「名声・知名度」 → 「愛情・尊敬」
・表面だけの人付き合いに疲れた。
・心の通った人間関係を築きたい。何故? → 表面的な繋がりが多い。
上記の「何故?」から出てきたことを以下にまとめます。
- 誰かが決めた仕事をこなしている。
- 自然のままの自分でいられる環境が少ない。
- 行動を起こすほどの「やる気」が出ない。
- ストレスがたまる環境が多い。
- 表面的な繋がりが多い。
改善したいコトが、ぎゅっと濃くなりました。
よって、改善された後の世界へ導くために考えるべきことは、以下のことです。
- 自分が決めてやれること
- 自然のままの自分でいられること
- 「やる気」が湧いてくること
- ストレスがたまらないこと
- 繋がりが表面的ではないこと
さて、どうしたら、上記を満たすことに貢献できるでしょうか?
いよいよ、核心に迫ってきました!
まとめ
・「時代の流れにのっていること」とは「時代が改善したいコトに貢献すること」である。
時代が改善したいコトに貢献できる人になれるように、日々、努力していきたいと思います。
さて、明日は、今回の記事で導き出した「改善された後の世界へ導くために考えるべきこと」を、どうすれば満たすことができるのか?自分の考えをまとめてみたいと思います!