雨の日の登園
僕は仕事が休み。でも息子たちは幼稚園に行く。こんな状況がGW休暇中にあって、なんだか不思議な気分になった。
その日は幼稚園が始まって以来、初めての雨の登園日。2人の子どもたちと妻1人では、傘を持ったまま手をつなげないだろうということで、僕も一緒に初めて登園することに。
カッパだけっていう方法もあるけど、僕がいる時くらいしか傘を試してみることが出来ないし、息子たちは新しい傘を気に入っていたので、4人で行くことにした。
3才の息子たちは、まだ開いた傘を片手で持てない。そうなると結局4人でも手をつなげないから、僕と妻とで一人ずつ傘の先っぽをつかんだり、注意深く見守ったりしてサポートした。雨の中だし、まあまあ大変。
傘を持って歩いてる小さい子を見ても、今まではなんとも思わなかったけど、片手で傘を持って一人で歩道を歩ける子どもって、けっこう大人だ。
幼稚園につくと、次男はすぐに先生のところにいってママとお別れできた。でもビビりの長男は幼稚園がはじまっても僕から離れない。仕方がないので、僕もお遊戯に参加する羽目になった。まぁ嫌いじゃないのでいいんだけど。
雨がふったり僕が見送ったり、いつもと違うし、長男は環境の変化に弱いところがある。もしかすると、前の日に少し夜ふかししたから眠たかったのかもしれない。理由はわからないけど、前日は、やっと泣かないでお別れできたと妻から聞いていたので、少し残念に思った。
妻と、長男の相手をうまく交代して、僕は教室から出ることができた。だけど、長男があきらめるまでの間、更に待った。
薄暗い廊下や下駄箱。遠くで賑やかな声がしている。オンの教室に対してオフな空間が、待っていても嫌ではなかったのは不思議。懐かしいというか、なんというかあの感じがいい。
結局この日は妻とゆっくりするつもりが、ほとんどの時間、長男の相手をしていた。幼稚園が始まってもすぐに楽になるわけではないんですね。ママはやっぱり大変だ。世の中のママさん、ほんとに、おつかれさまありがとう。そしてパパはまた今日から仕事をがんばります。