夢を叶える生き方

 目標に向かって頑張る。

 そのやり方しか無いと僕は思っていたのだけども、先日読んだ「人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある」に、もう一つのやり方があった。


 夢の叶え方には、「目標達成型」と、もう一つ、「天命追求型」がある。

 天命とか聞くと重たい印象があるかもしれないけど、そのやり方は、自分の目の前にやってきたものを有り難く受け取りベストを尽くすというもの。自ら目標を作り上げるのではなく、今ある目の前の状況を天から与えられた使命(天命)として受け取り、それを全うするスタイル。その姿勢が「いま・ここ・わたし」を生きる禅の教えにも通じていて、僕は好き。

 将来の夢は?とか、考えてみるんだけど、ぼんやりとしたイメージしか浮かばない。具体的なゴールが見えなくて、これじゃダメだって思っていたけど、「天命追求型」というスタイルを知り、あ、これでいいんだって思えた。目の前にあることなら、この目でしっかりと見ることが出来るし、世界は目の前にあることから広がるんだ。ってね。

 で、ここ半年くらい、自分の元にやってきたものは有り難く受け取った。自分に出来るかどうか不安なことも多いのだけども、今までだったら断っていたことも引き受けた。プログラミング教室の講師や、幼稚園のオヤジの会・会長など。

 まぁ苦しい部分もあるのだけども、不思議と目の前の世界が少しずつ広がり、次のステップに導かれている実感がある。自ら作り上げた目標ならばそこまでだけど、天に導かれる場所は自分の想像すらも超えるのだ。そう考えるとワクワクする。

 僕は今年「本厄」で、それが理由なのかはわからないけど、歯茎が腫れたり坐骨神経を痛めたり、これが本厄か!(いや、ただの老化か?)ってことが続いた。そんな時、「厄年=人の役に立つ年」って教えてもらった。素敵な受け取り方ですよね。ホントになんでもそうだけど、全ては自分の受け取り方次第。

2015-04-22 | Posted in 生き方Comments Closed 

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