子どもにドラクエを薦めたら良かったこと
子どもがゲームばっかりやって、
ニートになっちゃったらどうしよう。
アホになっちゃったらどうしよう。
そんな心配から、子どもにゲームをさせない家庭もあるかと思います。
我が家でもどうするかは考えたし、それぞれの家庭の考えがあると思うので、正解はないけれども、結果、「ゲームをやって良し」としています。
うちの双子のメイン機としては、サンタさんからもらった Nintendo Switch があるのだけども、サブ機として、古くなった iPad と、Amazon で安く買った Kindle Fire もあるので、わりとゲームの選択肢がある。
で、これは僕の個人的な考えだけども、スマホの無料ゲームとかはあんまりやらせたくなくて、昔から人気がある名作といわれるゲームをやってほしい。
名作は本当にクオリティが高いし、たくさんの大人が力を合わせてつくった大きな開発プロジェクトの成果物なのだから、もうゲームというよりは、ディズニーランドみたいなアミューズメント的体験として考えると良いのではないかと思っています。
その視点からいくと、定番のマリオやゼルダも、もちろん良いけど、中でも僕が一番良いと思うのが、ドラクエです。
何故かと言うと、まぁ、単純に僕が小さい頃に大好きだったからというのが一番の理由なのですが笑
小学2年生だとちょっと早いかな?と思ったのだけども、試しにやらせてみたところ、ドラクエⅠ、Ⅱ、Ⅲを終えて、いまⅣをやってます。
で、こんなにドハマリするとは思わなかったけども、結果、なかなか良い効果がありそうなので、今回はそれをシェアしようと思います。
もくじ
字を覚える
「本を好きな人になって欲しいなぁ」と思って、妻と一緒にいろいろな絵本や童話、最近ではマンガや簡単な小説などをたくさん買うんだけども、結局「読んで!読んで!」と言ってきて、なかなか自分たちで読むまでは出来ていなかったんですよ。
それが、ゲームとなると「もっと知りたい!」「クリアしたい!」っていう本人たちのモチベーションが高いので、分厚い攻略本を自分たちで読みあさるようになりました。これはスゴイ効果。
電車で長い移動があると、最近は分厚い攻略本だけをリュックに入れていきますからね。けっこう重いですよ笑。上の写真は電車を待つホームでホイミスライムのホイミンについて調べているところ。僕も好きなんですよホイミン。
あと、RPGは基本的に街の人の話をしっかり聞き込まないと謎が解けないから、わからない言葉や漢字が出てくると、国語辞典で調べたりしてます。これはほんとにスバラシイ。
世代を超えた繋がり
お絵かき(工作)の習い事をしているんだけども、先生は僕と同じくらいの世代だから当然ドラクエを知っているし、むしろ好きだったみたいで、先生にドラクエのモンスターを描いてもらった紙の切れっ端を持って帰ってきたりして喜んでました。
作品にもキラーマシーンやスライムが笑。おもりを揺らすと腕が動く仕掛け。面白い。
年齢の離れた先生と、同じ話題でつながることが出来るってのが、とても良いなと。
おまけにピアノの先生もドラクエ世代で、モンスターの落書きも上手。これは大好きだったに違いない笑
今はドラクエⅢの戦闘の曲(マニアックで良い)を習っていて、つい先日、両手で弾けるようになっていてビックリしました。もちろん有名なあのオープニングの序曲(テッテテーンテーンテーンテーンテーンテーーン♪ってやつ)も弾けるようになっていた。パパ感動。
練習めんどくさいとか言ってたのに、好きなことは頑張れるんだね。
人生を学ぶ
大げさかもしれないけれど、RPGって、人生で大事なことをけっこう学べると思うんですね。
仲間たちとの出会いと別れを繰り返し、それぞれの得意を活かしながら、一つの目標に向かって旅をする。
仲間たちとは目標は同じでも、それぞれ別の目的を持っていたりして。
敵との戦闘では、攻めと守りのバランス、時には逃げることも必要だったり。
最弱な主人公がコツコツと経験を重ね、やがて最強の魔王を倒し、目標を果たす。
これはもう「人生の教科書」と言っちゃって良いでしょう。
なにより、僕が子供の頃にハマったゲームの話題を、夕飯時に我が子たちと一緒になって話せることが、幸せです。
これはもう代々続けて欲しい。
RPGにまったく興味のない妻には、申し訳ないんですけどね笑
まとめ
「こうしたい!」とか「こうなりたい!」とか、本人から湧き出る気持ち。
それを自分の軸にして、世の中のいろんなことを絡めていけば、人生うまくいくのだと思っています。
子どもにドラクエを薦めたら、そんな気付きをもらったので、シェアさせていただきました。
この記事が、あなたの何かしらのヒントに少しでもなれば嬉しいです。