幸せな働き方を考える(その7:何をするべきか)
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小さな四角を書くとチェックを入れたくなる、有江慶彰です。
さて、今回は、幸せな働き方を考えるシリーズ、第7回目。
幸せに働くためには、いったい何をすればいいんでしょうか?
もくじ
前回のあらすじ
左側の「しあわせなこと」の中にある3つは「自分の中にあるもの」
右側の「人がしあわせになること」は、自分以外の「相手の中にあるもの」
ということは、「自分」と「相手」の中にある見えないものが「かさなるところ」を、どうやって見つけ出すか?そこに「幸せな働き方」のヒントがあると考えました。
つまり、上の図の「かさなるところ」を見つけるために考えることは以下の2点。
(1) 自分の丸の中から、いかに相手の丸とかさなるところを出せるか。
(2) 相手の丸の中から、いかに自分の丸とかさなるところを引き出せるか。
というわけで、今回は、上記の文章の中にある、ぼやーっとした部分を明確な言葉にして、幸せに働くためには具体的に「何をすればよいか」を考えます。
明確な言葉にする
では、さっそく明確な言葉にしてみましょう!
自分の考えは、こうです。
・「自分の丸」 ⇒ 自分が手にしているもの、すなわち、自分の「持ち札」
・「相手の丸とかさなるところ」 ⇒ 持ち札の中から選び抜いた自分の「切り札」
・「相手の丸」 ⇒ 相手が「欲しいモノ」
・「自分の丸とかさなるところ」 ⇒ 欲しいモノを手にして相手が「改善したいコト」
これを、最初の文章の中に当て込むと、
(1) 自分の「持ち札」の中から、いかに「切り札」になるものを相手に出せるか。
(2) 相手の「欲しいモノ」の中から、いかに「改善したいコト」を引き出せるか。
よって、目的は、
自分の「切り札」を使って、相手の「改善したいコト」を実現すること。
イメージとしては、
相手の「改善したいコト」という的をよーく狙って、自分の「切り札」を出す感じ。
「何をするべきか」を具体的に考える
では、上記の目的を果たすために、何をするべきでしょうか。
(1) 自分の「持ち札」の中から、いかに「切り札」になるものを相手に出せるか。
⇒ ようするに、自分の価値を「的確に届ける」こと
(2) 相手の「欲しいモノ」の中から、いかに「改善したいコト」を見つけられるか。
⇒ ようするに、相手の気持ちを「的確に受ける」こと
以上の考えから、幸せに働くためにやるべきことは、「的確に届ける」と「的確に受ける」、すなわち、
「コミュニケーション力を高めること」なのです!
まとめ
・幸せに働くためにやるべきことは、コミュニケーション力を高めること
ちなみに、自分が「ワクワクカード大作戦」で発掘した「ワクワクのもと」は、「仲間、共有、楽しませる」の3つ。どれもコミュニケーションに関するキーワードです。今回の記事は自分にとって、特に重要なテーマだと感じます。
これからも、「届ける力」と「受ける力」の両方を磨き続け、幸せなコミュニケーションがとれるように心がけて参ります!
明日はコミュニケーション力を高めることの大事さについて、自分の失敗談などの具体例をあげながら書いてみたいと思います。