「媚びない人生」を読んでグッときた14の熱い言葉(後編)
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駆け出しの野良猫、有江慶彰です。
今日は昨日の記事「「媚びない人生」を読んでグッときた14の熱い言葉(前編)」の続きです。
もくじ
8. 目標設定は抽象的に、実現方法は柔軟に。
目標を具体的にしない。自分も強く共感します。
固有名詞などの具体的な言葉を目標の中に入れることは、人生のような長期目標の場合、可能性を狭めてしまう。
(ちなみにキム氏は、人生の目標設定を5年区切りにすることを推奨。38歳の場合は、8ターンの3年目と考える)
○○になりたい、××が欲しい、といったように、「何が欲しいか」ではなく、抽象的に「自分はどうありたいか」を、自分の内面にある見えないものを目標にするべきです。
集中力の高い自分、思考力の高い自分、気持ちが強い自分、穏やかな自分、楽しむ自分、美しい自分、健康な自分。
以下、このブログで前に書いた記事「幸せな働き方を考える(その17:人生の羅針盤)」からの引用です。
見えるもの = 手段
(例:高いギターが欲しい、面白いネタが欲しい、高級な車が欲しい)見えないもの = 目的
(例:女の子にもてたい、人を楽しませたい、家族との時間を増やしたい)
上記の「見えないもの = 目的」のほうを目標に設定する。
このような抽象的なことを目標のベースに置くことで、実現方法の選択の幅が増えて可能性が広がる。
9. 接点思考で新しい文脈を創りあげる。
ゼロからの創造は極めて難しく、世の中にあるほとんどの創造物は、組み合わせの産物である。
全体を意識しながら、点と点をつないでいくことが、これからの時代のヒントになるということです。
このような考えから、自分は、離れた場所の個人と個人がネットワークで繋がり、モンハンのように「仲間と狩りに行く」感覚で、仕事を請け負うことが当たり前の世の中になるのではないかと信じています。
そして、もう一つは、個人と個人の得意なことを直接交換できるような、現在の「お金」に代わる「価値交換の新しい仕組み」が必要な時代だと思っていて、今から自分に何かできることはないか、模索しています。
10. 直感を信じ、直感を磨く。
直感とは、感情と思考の結晶である。
感情と思考を使えば使うほど、直感を磨くことができる。だからこそ、簡単に判断できないような問題にたくさん直面することが大事であるということです。
我が家でも、仕事や育児に関することで、簡単に解決することができないような課題が、まだまだたくさんあります。
「この状況からどうやって抜け出せばいいのか」と、もがき苦しんでいるとき、人はとても居心地が悪くなります。
しかし、そんな時こそ、「直感を磨いているのだ」ということを思い出せば、全てが肯定的に見えてきます。
そして何か大事な判断をする時は、他人の価値観に惑わされず、もがき苦しんで磨いた自分の直感を信じることが大切だということです。
ということは、たくさんもがいた人ほど、自分の直感を信じることが出来る、とも言える。
11. 肯定のオーラの起点になる。与えることに喜びを感じる人になる。
自分が性格診断的なものをやると、だいたい「ポジティブ」という結果になります。
母親が超ポジティブなので、たぶんその影響を強く受けたのだと思っていて、とても感謝しています。
現実に起こる物事は同じでも、捉え方次第でプラスにもマイナスにもなる。それはよく理解しているつもりです。
「肯定のオーラの起点」というのは、そのポジティブ思考の先にあることで、何かを人に与えていく姿勢を持つ人のことです。
自分は最近になってブログを始めて、今ちょうど、このことに挑戦しているところだったので、なかなかホットなメッセージです。
たった一人の自分のためよりも、たくさんの世の中の人のためを考えたほうがパワーがみなぎる。
そして、人に何かを与えることは、巡り巡って、結果的には、自分の成長と信頼につながります。
だから惜しみなく自分の持っている情報を発信して共有したいと思っています。
12. 成功も失敗も「状態」である。
人生は「今この瞬間」の連続。成功も失敗も結果ではなく、その瞬間の「状態」であるということです。
その時は失敗だと思っていたことが、後になって、成功のための学びであることに気付きます。「あの時の失敗は、この成功のためだったんだ!」と。
自分は、この人生の中で、そんなことを何度も繰り返しているうちに、現在、失敗だと思うことがあると、それは未来の自分からみた成功へのサポートなんだと思えるようになりました。
そのように考えると「失敗」こそ、ありがたい。
13. 過去に縛られず、未来に怯えない。
過去の自分から学び、今この瞬間の自分が、未来の自分を創る。
ただそれだけですが、それがすべてです。
14. 瞬間を生きる。次の瞬間、死んでもいいように。
最後にグサっときますね。
人生の目的は、自分自らが誇れる人間になること。そのプロセスを、死ぬところまで続けることこそが大切。と、キム氏は説いています。
人間、生まれる順番はあるが、死ぬ順番はない。今この瞬間の連続線上に、いつ訪れるか解らない終わりがある。
そのように考えると、今という瞬間はとても貴重なもので、生きているという緊張感と実感が湧いてくる。
「今、この瞬間、どう生きるか?」
人生はこの連続です。
「濃度 × 長さ = 人生の価値」
この瞬間の濃度を、どれだけ高められるかが、すばらしい人生を送るためのテーマです。
まとめ
・もがくことで直感を磨き、その直感を信じて、今この瞬間の濃度を高めるプロセスを楽しむ。そして、自分自らが誇れる人間になることが人生の目的。
野良猫になるための背中を押してくれたジョン・キムさんと、もがき苦しんだ過去の自分に感謝します。
人によってグっとくる言葉は違うと思います。「媚びない人生」にはとても熱いメッセージがたくさん詰まっていますので、ぜひ一読を!
あなたがグっときた言葉はどれですか?