かまくら鳥とりどり

 鎌倉で暮らすようになってから、朝は鳥の声で目覚めます。いや実際は目覚まし時計がないと起きられませんけども、目覚めるとすぐに窓の外から鳥の鳴き声が聞こえてきて、なんだか幸せな気持ちになる。ウグイスの美しい声で目覚める朝とかは、ほんとに気分がいいんです。ホーホケキョって、いいですよねあの響き。

 「鎌倉を鳥の都にする」というプロジェクトの運営メンバーとして、
鳥のことも勉強しておかなきゃと思って「かまくら鳥とりどり」という本を買って読んでいます。

 月刊「鎌倉朝日」で9年間、一鳥一話で連載されたコラムを本にしたもので、鎌倉に住む鳥120種のことが書かれている。春夏秋冬で分類され、全ての鳥が写真付きで、文章の語り口も面白くて、地味な本だけど僕はすごく好き。しかし鎌倉市だけで120種も鳥が住んでいるんですね。ビックリ。

 夏の鳥のところを見てみると、最初のページには「サンコウチョウ」という変わった鳥のことが書いてあった。「ヒツキホシ、ホイホイホイ」と鳴くから、陽、月、星、三つの光で、漢字では「三光鳥」と書くらしい。こうゆうの好きです。

 サンコウチョウは、長い尾をヒラヒラさせながら、暗い林を塗って飛ぶ様子が異界の妖精みたいで、バードウォッチャーのあこがれの的なんだそうです。葉山のほうに住んでいるみたい。こんな幻のような鳥をこの目で見ることが出来たらテンション上がりそうですね。

 ところで、鳥プロジェクトの第一回は8月の下旬になりそうです。日程と内容が決まったらまた情報を共有させていただきますね。

2014-07-01 | Posted in 生き方Comments Closed 

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