想像を現実にする方法

 現実がイメージ通りになったら素晴らしいですよね。即時には難しいかもしれないけど、ゆっくり確実に実現する方法はある。と、僕は思います。

 去年の6月。カマコン(鎌倉の魂をもつ人たちが集まる運命共同体)の定例会に初めて参加した。

 「定例会」という響きから、ド真面目な会議室で行われているものだと勝手に思っていた。実際に参加してみると、そこは客席が並ぶ劇場タイプの舞台。20年前の20歳の時(お笑い芸人だった時)に僕が立った舞台と雰囲気が似ていた。面白法人カヤックのやなさんが気さくで楽しげに司会を進行するのを観て、「いつか僕もあのステージに立つ」というイメージが鮮明に湧いた。

 で、その1年2ヶ月後、今月の定例会で、僕は本当に司会役としてそこに立っていたんです。スゴくないすか!? 特に驚いたのは、本当にありがたいことなんですけど、自分で立候補したのではなくて、人に誘ってもらえたことです。

 僕がその1年2ヶ月の間にやったことはすごくシンプルなことで「自分の外ではなく中に意識を向ける」ということです。人を変えようとせず自分を進化させる。人と比べず昨日の自分と比べる。答えを外に探さず自分の中に見つける。

 これはもしかしたら、カマコンの理念である「ぜんぶジブンゴト化」と、ほぼ同じことかもしれないけど、困った時は、意識の対象を他人ではなく自分に向けていると、不思議なことに、自分の外の世界が自分にとって良い方向に変化する。まさに世界は自分の鏡。

 意識を変える。それが大事なのだと思うけど、でも本当に必要なことは、その意識を土台にして「毎日小さな一歩を踏み出す」ということ。頭で理解していても「行動」に起こさなければ現実は変わらない。シンプルだけど、これが一番むずかしいっスね。

2015-08-31 | Posted in 生き方Comments Closed 

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