幸せな働き方を考える(その13:時代が欲しているモノ)

幸せな働き方を考える(その13:時代が欲しているモノ)
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タイムボカン世代、有江慶彰です。

さて、今回は、幸せな働き方を考えるシリーズ、第13回目。

「時代が欲してるモノ」について考えます。


前回のあらすじ

前回は、現代のキーワードとして掲げた「個のつながり」を念頭に置きつつ、私たち=「日本人」について考え、幸せを重ねるツール「かさなるハッピーメソッド」の、

(1) か → かこ:「過去」の実績を振り返り、自分の「持ち札」を把握する

を使って、日本人の過去(育った土地の気候や環境)をもとに、以下の特性を洗い出してみました。

<細かい>

・和菓子などの細かい職人技
・細やかな気配り、おもてなし

<感受性が高い>

・色々なものを受け入れる受容力、調和性
・ありのままの自然であることを美とする精神、侘び寂び

<受け身的>

・変化に対する柔軟な対応
・協調性

<突発的>

・思い切りが良いことを美徳とする
・淡泊に忘れることを美徳とする

<内と外の意識が強い>

・内を大事にする(家の中で靴を脱ぐ)
・内の人を信頼する(障子で仕切る → ほとんど隔たりがない)

というわけで、今回は次のステップ、

(2) さ → さいしゅ:相手の「欲しいモノ」を、自分から「採取」しに行く

に進み、今回の相手=「時代」が欲しているモノを採取してみたいと思います。

時代が欲しているモノ

普通に考えても出てこなさそうなので、以下のように考えてみます。

「過去」と「現在」の2点を軸にして、それぞれの時代における「成功の象徴」がどのように移り変わったか?その流れを感じ取れば、今の時代が欲しているモノのがくっきりと見えてきそうです。

というわけで、自分の個人的な考えも多く含んでいるかもしれませんが、過去から現在にかけての「成功の象徴」の移り変わりを以下にあげてみます。

<成功の象徴(過去 → 現在)>

・「高級な車」 → 「自由な時間」

・「高級な住まい」 → 「自然を感じる住まい」

・「高学歴の人物」 → 「創造的な人物」

・「豪勢な旅行」 → 「癒しの旅行」

・「名声・知名度」 → 「愛情・尊敬」

成功の価値観は人それぞれだと思いますが、自分は上記のような時代の移り変わりを感じます。よって、右側の現在のほうにあげた成功の象徴が「時代が欲しているモノ」と考えます。

現在、皆さんが「欲しているモノ」は、なんですか?

まとめ

・過去から現在の移り変わりの中に、未来の成功のヒントがある

物事を時間軸で見つめてみると、いろいろなヒントがありそうです。

さて、明日は、次のステップ、『(3) な → なぜ:「何故」それが欲しいのか?背景にある「改善したいコト」を捕らえる』に進み、時代が「改善したいコト」を捕らえることにトライします!

2012-05-31 | Posted in 生き方Comments Closed 

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