信頼関係を築く8種類のツッコミ

信頼関係を築く8種類のツッコミ
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ツッコミスト、有江慶彰です。

今回は、人との信頼関係を築くうえで、ツッコミを入れることが大事な理由について書きます。


もくじ

ボケとツッコミの信頼関係

「ボケとツッコミは信頼関係の上で成り立つ」といいます。

ダウンタウンさん等のお笑いコンビをよく観察していると解りますが、例えば、どちらか一方が、第三者に対して失礼なボケを言った後には、必ずもう一方がツッコミを入れて「これはボケなんですよ」と、わかるようにすることで、緊張が緩和されて、笑いが起こります。

時には、ボケる人の発想力が高すぎて、聞き手にその世界観が伝わらないこともあります。そこに的確なツッコミが入ることで、その面白さが伝わり、そこで初めて笑いが起こります。

このように、芸人にとって、ボケた時に、必ずツッコミを入れてくれる「信頼できる人」がいるということが、とても重要になります。

笑いの世界と同様に、仕事や生活の質を高めるためには、このような「信頼できる仲間」を多く持つことが重要です。

ボケとツッコミは別々の役割ですが、目的は一つ「笑いを取ること」です。

信頼できる仲間を増やすには、自分と相手の想いが「かさなるところ」を見つけることが大事です。

15年間のこだわり

自分は、お笑い芸人としての2年間の活動を経て、システムエンジニアとして働いてきたこの15年間、ずっとこだわり続けてきたことがあります。

それは「ボケたらツッコミを入れる」です。

周りから見れば、くだらないことに見えるかもしれませんが、自分にとっては信頼関係を築くための重要な行動です。

既に信頼関係を築いている相手には、「ボケに乗る」「ボケを広げる」または、自ら「ボケる」も積極的にやります。これは信頼の証しです。

「システムエンジニアなんだから、もっと技術的なことにこだわれ!」というような声が聞こえてきそうですが(汗)、もちろん自分の仕事の責任を果たすことが優先です。

しかし、仕事がめちゃくちゃ忙しい時、どんなに小さなボケであっても、そして、どんなにくだらない親父ギャグであっても、自分は放っておきません。というより、放っておけません!

時にはサブいボケに自ら関わっていくことで、強烈な痛手を負うこともありますが(笑)、その時には、また別の信頼できる人にツッコミを入れてもらえばいいのです。

そのボケの裏側には「その場を楽しくしたい」という想いが隠されています。

「この世の中をもっと楽しい世界にしたい」という想いに共感するならば、みんなでツッコミを入れましょう!

全ての人が、ボケたらツッコミを入れるような世界、それは、楽しくて信頼できる世界であるはずです。

ツッコミを入れた後、例え笑いが起こらなかったとしても、その場を楽しくしたいというお互いの「想い」を繋げたことだけは、確実に残ります。

8種類のツッコミ

というわけで、ツッコミを種類別にまとめておきます。

皆さんも今日から勇気を出して、積極的にツッコミを入れてくださいね!(笑)

<注意事項>

  • 難易度は独断です。
  • 東京生まれなので東京弁で書きます。

1. 普通ツッコミ
 難易度:★☆☆
 解説:ごく一般的なツッコミ。
 例:「なんでだよ!」

2. のりツッコミ
 難易度:★★☆
 解説:相手のボケにのった後、ツッコミを入れる。
 例:「そうそうこれが美味しいんだよ、って、オイ!」

3. ボケツッコミ
 難易度:★★★
 解説:ツッコミ自体がボケている。
 例:「一人っ子なのにふたご座か!」

4. 引きツッコミ(すかし)
 難易度:★★★
 解説:ツッコミを入れるタイミングで、入れない。
 例:(ボケが寒すぎる時、ボケが不完全な時などに使用)

5. しぐさツッコミ
 難易度:★★☆
 解説:言葉でなく、仕草でツッコミを入れる。
 例:(目、顔、動きなどで表現)

6. 一人ツッコミ
 難易度:★★★
 解説:一人でボケて、一人でツッコミを入れる。
 例:「って、やってる場合か!」

7. 例えツッコミ
 難易度:★★☆
 解説:何かに例えてツッコミを入れる。
 例:「お前は昆虫か!」

8. メタツッコミ
 難易度:★★☆
 解説:外の視点から冷静なツッコミを入れる。
 例:「それ、ぜんぜんうまく言えてないからね」

どれも、やりすぎは危険です。いろいろな種類を取り入れて、メリハリをつけましょう!

自分のおすすめは、年上の人にも、様子をみながら徐々に丁寧語をやめてみることです。(ツッコミを入れる時だけ) お互いに「笑いを取る」という想いを繋げた「同志」、そして「戦友」になることができます。

参考ブログ:お笑いテクニック・ブログ

まとめ

・人と人が想いで繋がるために、ボケにはツッコミを入れましょう!

ツッコミを入れることによって、笑いと信頼を創ることができます。一石二鳥です。世界をもっと楽しくするために、引き続き、ツッコミをいれ続けます。

2012-06-20 | Posted in 雑記Comments Closed 

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