飛べ。そうすればあなたを受け止めてくれるネットが現れる
photo credit: Camdiluv ♥ via photo pin cc
飛ぶ! 有江慶彰です。
今日の記事のタイトルは、自らがアーティストとしても活躍しながら、創造性を育てる方法論「アーティスト・ウェイ」を語り、さらに磨き続けるジュリア・キャメロンさんの著書「ずっとやりかたったことを、やりなさい」に出てくる一文です。
日曜日に行ってきた
「普通のサラリーマンが出版する方法」のセミナーでも、推薦図書として紹介していました。
今回は、その本の中から私の好きな一文を紹介したいと思います。
もくじ
「本当の自分」を取り戻す
この本では「本当の自分」を取り戻すための具体的な方法がたくさん載っています。それらを活用して「行動」を起こしていくと、多くの変化が起こります。
ここからは自分の考えですが、世の中には3つの世界があると思います。
現実の世界、WEBの世界、そして、自分の世界です。
自分の世界というのは、自分の内面にあるものです。
今の時代に、一番忘れられてしまっている世界が「自分の世界」ではないでしょうか。
現実とWEBの世界に対して何かを表現する前に、まずは自分の内面にある世界を構築するが大事ではないかと思います。
という自分も、まだまだなので、引き続き内面への意識を高めたいと思います。
善人の罠
ほとんどの人は、自分のやりたいことを断念することで、いい人間であろうとします。そのことをキャメロンさんは「自分の本性に対して破壊的だ」と表現しています。
例えば、「引っ越しの手伝いをするために、コンサートのチケットを無駄にする」といったようなエピソードが載っていて、そのような善人であることをやめれば、みんなの中のすばらしい自分が死んでしまうことを、みんなよく知っている。それが本来の自分を殺してしまう「善人の罠」であると説いています。
以下の質問は、書籍から引用した「善人の罠クイズ」です。
あなたが自分のために生きているか、他人のために生きているか、推し量る質問です。
- あなたの人生でもっとも欠けているものはなんですか?
- あなたの人生でもっともうれしいことはなんですか?
- あなたがもっとも時間をかけて打ち込んでいることはなんですか?
- 仕事の心配をせずに遊ぶことができますか?
- あなたはどんなときに罪の意識を感じますか?
- あなたの心配事は?
- もしあなたの夢が実現したら、家族はどうなると思いますか?
- あなたが自分自身を妨害するとき、何を考えていますか?
- 好きなだけ怒ってもいいとしたら、どんなことに怒りを感じますか?
- ときどき悲しくなる理由を一つあげてください。
どうでしょうか?
善人の罠にはまってませんか?
自分はガッツリはまってました(笑)
上記の他にも「したいと思っているのに、自分にすることを禁じているものを10個あげる」そして、それを実際の行動に変えていくといったような、すばらしい方法がたくさん載っています。
飛べ。そうすればあなたを受け止めてくれるネットが現れる
「本当の自分」を取り戻し、私たちが変化すると、宇宙がその変化を後押しし、広げてくれるのだと、ジュリア・キャメロンさんは言います。
それを極端に言い表したのが「飛べ。そうすればあなたを受け止めてくれるネットが現れる」の一文です。机の上にも貼っているそうです。
自分はこの言葉を信じて、飛びました。
そして、フリーランスへの道が開けました。
テレビである実験を見ました。空中に透明の板を置き、その先におもちゃを置くと、赤ちゃんは落ちるのが怖いので進みません。しかし、お母さんがその先で赤ちゃんを呼ぶと、赤ちゃんはためらわずに、透明な板を進んでお母さんのところまでハイハイします。
この実験の本当の目的とは少し違いますが、信じることってすごい力だなぁと感じました。
まとめ
・まずは自分を取り戻す。その後は、その自分を信じて、飛ぶ。
人間は変化を恐れる生き物です。変化には危険がつきものだからです。しかし、今の現状の中で少しでも変えたいことがあるならば、危険を恐れずに、変化することが大事だと思います。