iPhoneからの病院予約が便利、想像を超えた土曜日
先週の半ば、双子次男が発熱。
薬をもらってすぐに治ったものの、続けざまに、双子長男が感染。
そして、感染した長男のほうがひどくなるという、いつもの定番フロー。
もくじ
双子長男が発熱
金曜の夜、お調子者である双子長男のご機嫌が悪すぎる。
もしや?と思って、熱を計ってみると、
39度6分。
高い。
先に発熱した次男が病院でもらっていた「座薬」をインサートして、なんとか寝る。
次の日の朝も、38度超え。
体も火照っているようなので、朝イチで小児科へ連れていくことにした。
土曜の病院は、9:00から始まる。
食材の仕入れにも行きたかったのだが、僕は10:41のバスに乗って外出する用事があったので、いつもは4人で行動するところを、今回は妻と手分けをすることになった。
冷蔵庫の中身を把握している妻は、双子次男を連れてベビーカーで買い物に行く係。
病院への予約が慣れている僕は、エルゴで双子長男を抱っこして小児科へ行く係。
便利な予約システム
最近の病院の予約はとても便利だ。
病院から発行されたカードに記載されているIDで、iPhoneから予約ができる。
予約開始の9:00になる1分前から、あらかじめ予約画面を開いてスタンバイ。
9:00ジャストに、超速攻で予約登録を完了。
発行された番号は、119番。
なかなか「緊急っぽさ」のあるナンバーをゲットできた。
すぐに受付状況の画面に移動すると、現在呼出中の番号は、105番。
僕よりも速いニュータイプが、こんなにも存在するのか?
いや、おそらく、病院の前で朝から並んでいる人たちが結構いるのだろう。
ギリギリまで、ねばる。
現在、105番ということは、119番までの間に、14人もいるということだ。
あんまり早く出ると、あの狭い病院の中で待つことになる。
病院では、iPhoneもいじれないし、双子長男がグズり出すと厄介だ。
他の病気をもらってしまうリスクもある。
病院までは徒歩5分。
ここは、ギリギリまでねばって、116番あたりで家を出るのがいいだろう。
何事も、限界を知るために、一度はギリギリのところまで攻めてみることが大事だ。
上司にタメ口でツッコミを入れる時も、常にギリギリを狙ってきた。
受付状況の画面を開きっぱなしにしておくと、だいたい1分ごとの間隔で、画面が自動リロードされて、現在呼出中の番号が、常に最新の状態で表示される。これは便利。
iPhoneをMacの横に置いて、しばし、ネットサーフィンを楽しむ。
9:30 になった。
現在呼出中の番号は、109番。
30分経って、まだ4人しか進んでいない。
119番までは、あと10人もいる。
このペースでいくと、その後に控えている僕の用事はキャンセルするしかない。
そんなことを考えていた矢先、その1分後に表示された番号は、
117番。
1分で、8人を診察。
小児科の先生は、いったいどんな診察術の持ち主なのか。
僕の想像を軽く超えた。
泣きそうになりながらも、双子長男をエルゴで抱っこして、僕は急いで家を出る。
これが受付状況の画面。シンプルで便利。
家を飛び出した直後に、119番が呼び出されてしまった。
思わず、iPhoneの画面をキャプチャする。
十字路に、パトカー白バイ警察官
病院へ行く途中の十字路が、こんなことに。
もう、119番なんですけど。
緊急なんですけど。
信号機が、息をしていない。
街全体が緊急事態なのか?
どうやら災害時の訓練をやっていたようだ。
しかし、こっちは本当の緊急事態だ。
双子長男もうつろな目で警察官に訴える。
病院に到着
警察官の手信号を超え、あとは走るのみ。
いや、子供を抱っこしている時には、軽快には走れない。
iPhoneを片手に、猛烈な「競歩」で進む。
頭の位置を動かさずに移動するのがコツだ。
汗を流したおかげで、現在呼出中の番号が、119番のまま、病院に到着。
しかし、受付に置いてあるモニターに表示されていた番号は、117番。
どうやら予約システムのほうには、少し早めの番号が表示されているようだ。
そういう作戦か。
受付を済ませると、すぐにスリッパに履き替えて、いつもの待合スペースで待つことなく、もうすぐ呼ばれるグループのスペースに、ダイレクトに入ることが出来た。
激しい競歩のせいで、右の足の短い靴下のかかとが、靴の中で脱げた。
いや、かかとどころか、靴の中で、ほとんど脱げている。
「靴下屋」で買ったゴム付きの高級な「脱げない靴下」なのに、脱げる。
前に買ったやつは脱げたことがなかったので、気に入ってまた買ってみたのだが、どうやら少し浅いやつを買ってしまったようだ。
双子長男を抱えているため、腰をかがめて履き直すことが出来ない。
仕方がないので、右の足の指に全神経を集中させ、UFOキャッチャーの要領で、くつしたを巧みに掴み上げ、そのままスリッパの中へ、イン。
そんなこんなで、診察は10:00には終わり、無事に10:41のバスに乗って用事を済ませることが出来た。
まとめ
・最近の病院予約システムは便利。現在呼出中の番号が、想像を超える進み方をすることもあるので、万全の準備で待機する。
子供はすぐに病気をもらってしまう。今回の発熱も、おそらく近所の児童館からもらってきたようだ。
病院に連れて行ったり、食事の度に薬を飲ませたりと、いろいろ大変のことが多いけど、それでも子供たちには、広くて楽しい場所で、おもいっきり、遊んでもらいたい。