2才双子が『ミニカーの感動的な遊び方』を覚えた日。
休日、妻が歯医者に行っている間、
2才双子と一緒にリビングでミニカー遊び。
お昼に妻が帰ってくるまでに、
お皿を洗ったり、米をといだりもしたいので、
いつまでも相手をしているわけにはいかない。
子供たちだけで夢中になれるような遊び方はないか?
と、思って、適当にやってみたら、意外と効果があったのが、
この『ミニカーの感動的な遊び方』なのです。
まず、ソファーの上に、家にあるすべてのミニカーを、ずらりと並べる。
色、形、大きさ。その時の気分で、1個だけ、選ぶ。
ミニカーを走らせ、みんなでリビングを一周したら、
また別のミニカーを選ぶことができる。
基本ルールはこれだけですが、
ひとつだけ『重要な決まり』があります。
仲間がピンチの場合は、
どんなことがあっても、
助けねばならない。
ことばで説明しても伝わらないので、
ミニカーを走らせながら、いろいろやりました。
『うわー!ころんじゃった!うごけない。パパの車に力をくれ!』
『パパの車に向かって「ハッピー」と言って、車の先でツンツンすると、力がもらえるんだ』
『はぴー!』
『はぴはぴー!』
車の先でツンツンしながら、
一生懸命、言ってくれる子供たち。
『んーーー、シャキーン!』(ひっくりかえっていた車をもどす)
『おお!ありがとう!たくさんハッピーをもらったよ』
『これでパパの車、また走れるよ!ありがとう!』
我ながら、かなり、くだらないんですけど、
しばらくやっていると、2人も遊び方を覚えてきたようで、
『じゃあ、パパ、今からお皿を洗うから、後は2人で遊んでみよう』
『ただ、これだけは、忘れないで』
仲間がピンチの場合は、
どんなことがあっても、
助けねばならない。
『合い言葉は「ハッピー」だよ。いいね?』
それから、僕がお皿を洗ったり、米をといでる間、
いつもは、遊べ遊べと、うるさいのですが、
『あっ、あっ』(ミニカーが横転)
『はぴはぴー』(もう一人が先でツンツン)
『きーーん』(復活)
ミニカーを走らせるよりも、
仲間を助けてばかりの2人を見て、
なんだか、微笑ましい気持ちになりました。
この遊びも、すぐに飽きてしまうかもしれないけど、
子供たちだけで夢中になれるような遊び方を、
自分なりに考えて、教えていきたいと思います。