子どもの心が育つ魔法の家のつくりかた


 家の中のレイアウトを再考するため、
 子どもの心が育つ魔法の家のつくりかた
 を読んだ。

 この本からもらったキーワードは、
 『怒りの種をなくすこと』

 ルールがあるから、
 それを破られたときに、
 怒りがわく。

 怒りをなくしたいなら、
 そのルールを、なくせばいい。

 キッチンには子どもにとって
 危険なものが多いから、
 カウンターに扉を付けて、
 入れないようにしていた。

 最近は知恵がついて、カギを開けて
 入ってきてしまうので、
『ここは危ないから入っちゃダメ!』
 と言って、しばらく攻防戦が
 続いていたんだけども、考えを改めた。

 危険を教えながら、
 キッチンに一緒に立つ。

 刃物、熱いもの、誤飲しそうな物は、
 手の届かないところに置く。

 妻が風呂に入っている間、
 僕が皿洗いをしていると、
 また双子がキッチンに入ってきた。

 いつもは、危ないからといって
 出てもらうんだけども、
 僕の両サイドに台を置いて、
 洗うところを見てもらうようにした。
 興味津々でシンクの中を覗き込む双子。

 まずはコンロのほうを指差して、
『こっちは熱いものがあるから、
 ぜったいに触らないで』
『はい』
『はい』

 皿を洗ってみせる。

『こうやってキレイキレイにしたら、
 また明日もご飯を食べられるんだよ』

『ぱんも?』
『パンも』

『ばななも?』
『バナナも』

『どうぶつくっきーも?』
『動物クッキーも』

 手を伸ばして泡に触ろうとしたり、
 両サイドからいろいろ邪魔がはいるけど
 一緒に立ってみるのも悪くない。

 最後に、洗い終わった息子たちの皿を、
 自分たちで拭いてもらったら、
 ふたりとも満足げだった。

 完全にガードすることは、
 ときに危険を教えるチャンスを逃す。

 暮らしの中で、危険を察知する力、
 注意深く取り組む力をつけるのも
 大事なしつけの一つ。