自分の手で「欠けた陶器」を補修する。〜その2. 塗り編〜
もくじ
誰でもできる陶器の補修法「金継ぎ」とは
先々週の記事「自分の手で「欠けた陶器」を補修する。〜その1. つくろい編〜」で、必要な道具の紹介と、陶器の欠片をくっつけて隙間をパテで埋めました。今回はその続き(全2部構成)です。
磨いて、塗って、仕上げる
さて、今回は、パテで埋めたところを紙やすりで磨いて、ふぐ印の新うるしを塗って、金粉で仕上げます。
紙やすりで磨く
ハサミでカットした耐水性の紙やすり#1500。
まずは、コイツで、ツルツルにします。
追加で届いた道具
追加で届いた道具はこちら。
はみ出たパテとかを落とすアルコール、うるしと薄め液。
前回、パテで埋めた器がコチラ。
無駄な部分をカッターで削り、耐水性の紙やすり#1500に水をつけながら磨くと、
こんな感じで、ツルツルになります。
うるしを塗る
うるしと、薄め液、1対1くらいにしてみました。
うるしが、たれないように気をつけながら、塗る。
やすりをかけたら、色が少し変わってしまったので、ちょっと広めに塗りました。
金粉をうるしの上に落とす
5分くらい乾かしたら、塗ったうるしの上に金粉を落とす。
金粉の筒を、親指と中指で持って、人差し指で軽くポンポンとやると、金粉が出てきます。
金粉を綿で優しく伸ばす
綿で優しく伸ばすと、玉状になっていた金粉も、うるしに馴染む。
よけいな金粉を拭き取る
10分くらい乾かした後、アルコールを付けたティッシュで周りのよけいな金粉を拭き取りました。
金ぴか。
数日乾かしたら、完成です。
他の小皿もやってみる
他にも欠けちゃった小皿があったので、やりました。
金色がポチっと。
かわいいです。
復活した我が家の器たち
復活した我が家の器たち。
さらに、愛着が湧きました。
器たち、これからも、よろしくね。
参考資料:
2012-11-26 | Posted in 金継ぎ | Comments Closed