英語の勉強法


 世の中にはたくさんの英語の勉強法がある。でも結局、続かないものが多い。書籍やDVDになるくらいだから全部すばらしいものだと思うけど。学生時代から英語が苦手で、12年前にやり直そうと決めて、未だに中学生レベルでダラダラ止まっている。

 なんで続かないかというと、その勉強法が自分にあっていないからだ。あるいは最初あっていたのだけども、自分にある程度の力がついて、その効果を感じられなくなると楽しくない。

 結局なんでも楽しくなくなった時、それは別のやり方に変えるタイミングなのだ。同じやり方を無理に貫こうとして止めてしまうのは本質的ではない。その「やり方」ではなく「英語」を継続することが一番大事なのだから。

 「ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法」を読んだ。自分の性格にあったやり方、気が向いたやり方を自分で選ぶ、という著者のスタンスが今の自分にしっくりきた。

 ・意味やスペルの前に「音」で理解すること。
 ・シチュエーションで理解すること。
 ・英語のまま理解すること。

 数ある勉強法の中から著者が抽出したこのクールな三原則をベースに、一番効率のよい順序で、子供レベルだけども「英語脳」と「瞬時に反応できるボキャブラリ」を最短で獲得することが本書の主なテーマ。

 英語脳の準備ができたら、後はひたすら映画を英語のまま楽しむことと、メモで復習するだけ。初期構築フェーズと運用フェーズにわかれているのがわかりやすくてよい。

 最近はとりあえず最低限の読み書きが出来ればいいやと思っていたけど、僕は海外旅行や生活にも興味があるし、たまに外人さんに道を聞かれた時にちゃんと教えてあげたいし、離れた仲間と仕事を進めるためのコミュニケーション力を高めたいし、映画や演説を英語のまま観たいし、最新のIT技術情報はだいたい英語だし、息子たちも英語に興味を持っているし、もうやるしかないよコレ。

 初期構築フェーズにあてる期間は7ヶ月。長かった英語との戦いに、そろそろ決着をつけたい。いままでで一番しっくりきた書籍だから出来ると思う。でも楽しくなくなったら、また別のやり方に変えますけど。

2014-03-24 | Posted in 雑記Comments Closed 

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