目的は「自分の中の宇宙」を見つめること
photo credit: Mahesh Telkar via photo pin cc
自分の内面を見つめる、有江慶彰です。
もうすぐ独立10周年を迎えるヨガの先生が、貴重な夏休みを使って、我が家に遊びに来てくれました。
<訂正>
誤:独立10周年 → 正:指導歴10周年
(独立10周年はもうちょっと先でした)
失礼しました〜!<(_ _)>(2012年8月18日 07:09 追記)
今回は、先生からいろいろ得たことを、皆さんと共有したいと思います。
もくじ
先生の紹介
ヨガ歴13年、指導歴9年。
10年前にWEBデザイナーから電撃転身!
タンクを使わず一息で海に潜るフリーダイビングで、日本代表として世界大会に出場した経験もある、強いハートを持った明るくキラキラした女性です。
もともとは同じ会社で働いていた「同僚」でもあり、「男気祭り」と称した飲み会の総長(勝手に呼んでいる)もつとめる、私の「人生のお手本」です。
目的は「自分の中の宇宙」を見つめること
「ヨガ」と聞くと、「柔らかい体」とか「ダイエット」とか「ビューティ」などのキーワードを思い浮かべる人が多いのではないかと思います。
そして、論理的には説明できないような「神秘的な力」を持っているイメージがあります。
自分も先生の話を聞くまでは、そんなイメージが強かったのですが、ヨガの本当の目的を教えてもらって「ドキュン」ときました。
ヨガの目的、それは、
自分の「内面」を見つめること。
そして、自分の「内側」の世界と「外側」の世界を繋げる唯一のものが、
「呼吸」
すなわち、「呼吸」をコントロールすることで、自分の内面を見つめることができる。
ヨガのいろいろなポーズは、この「呼吸をコントロールすること」=「自分の内面を見つめること」を目的として、インドの山奥で長年の研究を経て、完成されたものなのだそうです。
なので、ヨガは、決して神秘的な世界のものではなくて、とても論理的で現実的で身近な世界のもの。そしてヨガの全てに明確な答えがあるのだと教えてもらいました。
なるほど。これは興味深い。
自他共に幸福
これは、このブログのテーマでもあり、自分の人生のテーマでもある言葉ですが、これを実現するには、まず、各自が「自立」していることが必要だと思っています。
自立した者同士が、研ぎ澄ませた自分の「得意」を使って協力することで、実現できるという考えです。
自立とは、他からの支配や助力を受けずに、存在することです。
そのためには、自分を客観的に見つめて、まずは自分のことを深く知ることが大事だと思っています。
このような考えを強く持っていた自分にとって、先生から聞いたヨガの目的が、「スッ」と頭に入ってきた感じがしました。
WEBデザイナーからヨガの先生に
「楽しいこと」を、ないがしろにしてしまっている人が多い。
これは、先生から聞いた言葉です。
「楽しいこと」は、すごいパワーが出る。
先生は、Webデザイナーの頃、眉間にしわを寄せながら「この世界で、一生やっていけるのか?」と本気で考えた時に、自信がなかったそうです。
そんな時、その頃に夢中になっていた「フリーダイビング」を、とにかく楽しみまくった。
そして、フリーダイビングがすごくうまい人に教えてもらった上達のヒントが、
「ヨガをやること」
でも、その頃すでに先生はヨガを習っていて、自分がやっているヨガは一体なんなのだ!と思い、大好きなフリーダイビングを極めてもっと楽しみたいという強い気持ちから、ヨガを本格的にやると決意。自分の直感を信じて、そこからヨガの世界にどっぷりと入っていったそうです。
そして、気付いたら「先生」にまでなっていたと。
さすが「男気祭り」の総長、とことん突き詰めます(笑)
現在、大好きなヨガを人に伝えることを仕事にしている先生は、
とてもキラキラ輝いています。
先生のこれからの活動
先生が学んで、そしてこれから伝えていきたいヨガは、
“T.クリシュナマチャリア”という先生の伝えたヨガです。
そのコンセプトは、
“生徒がヨガの練習に合わせるのではなく、ヨガの練習が一人一人に合わせられるべきである。”
というもの。
体も体力も、年齢も、生き方も、心も、ヨガをする目的も一人一人異なる。
だから、練習もその人の状態を尊重し、その人に合ったものでなければならない。
という考え方。
すばらしい!
詳細は、先生のブログ記事を参照。
上記のようなコンセプトで、9月から本格始動されるそうなので、妻も楽しみにしてます。
(自分も妻に便乗して、こっそり受けてみます)
まとめ
・ヨガの目的は「体を柔らかくすること」の先にある「自分の内面を見つめること」。そして、自分が「楽しいこと」を見つけ、それを突き詰めると、キラキラ輝く仕事に就ける。
自分の「楽しいこと」を、本気で見つけに行こう。
森田尚子先生のホームページは、こちらです。