「媚びない人生」を読んでグッときた14の熱い言葉(前編)

「媚びない人生」を読んでグッときた14の熱い言葉(前編)
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媚びない男、有江慶彰です。

転職活動を開始してから2ヶ月、「髪でも切って気持ちを切り替えるか」と思って美容院に行った帰りに、ふらりと寄った書店で、ジョン・キムさん著書「媚びない人生」に出会い、4日後にフリーランスへの道が開けました。正に人生の一冊!

ということで、今回は、ジョン・キムさんへの感謝の気持ちも込めて、個人的にグッときた熱い言葉14個を紹介させていただきます。


もくじ

「媚びない人生」を読んで

「媚びない人生」は、どこを読んでも熱いのですが、個人的に特にグッときた言葉を14個ピックアップ。今日(前編)と明日(後編)に分けて、7個ずつ紹介します。

全体の感想としては、自分が今までの人生の中で学んだことや感じたことが、網羅的に、そして、とても強くて美しい言葉で表現されていて、爽快です。

自分は15年間、正社員のSEとして働いてきましたが、つい最近フリーのSEになった駆け出しのフリーランスです。しかも、契約形態は個人での業務委託になりますが、先方のオフィスに常駐する案件なので、ノマドワーカーのような完全なフリーではありません。しかし、自分としては、自分らしい人生を生きるための大きな一歩を踏んだことに、自信と誇りを持っています。

そんなわけで、大したことが言える身分ではありませんが、情報や想いを共有することで、少しでも皆さんの今後の活躍のヒントになれば嬉しいです。

それでは早速、ジョン・キムさんの熱すぎる言葉を、自分の想いを絡めながらご紹介します。

1. 自然体とは、内面と外面が一致している状態。

自分らしい人生を送るということは「自然体の自分でいる」ということです。

時には、内面の自分をグッと抑えることも必要な局面があると思います。むしろ自分は、そのように出来ることが良いことだと思って今まで生きてきました。

しかし、そればかりを繰り返していると、自然体じゃない=自分らしくない人生、と考えることもできます。

気持ちと行動が一致している人。それは、自分らしい人生を送っている人です。

そんな人は、本人も気持ちがいいし、周りからみても気持ちがいい。

そんな気持ちがいい人を目指したい。

2. 従順な羊ではなく、野良猫になれ。

本の帯にも大きく書いてあるこの言葉が一番好きです。

若かりし頃、お笑い芸人をやったり、下北沢にお店を出してみたりと、自分はもともと野良猫的な意識は高いほうだったと思います。

しかし、少し大人になり、お金を稼ぐことの意識が高まってからは、野良猫を押し殺し、従順な羊を育ててしまったところがあります。

自分と同じような方が、実は、意外と多くいるのではないかと勝手に思っているのですが、皆さんはどうでしょうか?

なぜ従順な羊になってしまったか?それは、野良猫になるためには何が必要か?ということを真剣に考えてこなかったことが原因ではないかと思います。

お金を稼ぎながらも野良猫になることは出来ると思います。むしろ今のような時代だからこそ、野良猫になり、良い意味での「出る杭」であるべきです。

3. 孤独な時間、自分と向き合う時間こそ、絶対に確保するべき時間。

仕事や育児に追われて、自分のことを考える時間の優先度を下げている人がとても多いように思います。自分もそうでしたし。

自分は、今回の転職活動の最初の1ヶ月間を、自分と向き合う期間にたっぷりあてました。

正直なところ、とっとと次の仕事に就かないとまずいのでは?という不安も大きかったです。

どんぴしゃな仕事を見つけることができた今となっては、その時間を設けて「自分の表現の根っこになる人生のテーマ」を確立できていたことが、とても有効に働いたと思います。

「媚びない人生」の本と出会ったのは、既に自分とじっくり向き合った後でしたが、この言葉を読んで背中を押してもらい、自分のやり方を100%肯定できたことが、フリーへの道を開くうえで大きかったと思います。

4. 結果に対する全責任を負う決意に基づいた選択は、常に正しい。

自分の人生において重要な選択を迫られた時、この選択は、正しいか、間違っているか、と、つい考えてしまいます。

そして、賢い誰かに答えを教えてもらいたくなることもあります。

しかし、その考え方では、正しい選択ができない。

考えるべきことは、それを選択した結果、全責任を自分が負うのか?負わないか?

負うと決めたなら、全て正しい。ということです。

逆に言うと、正しいといえる選択をするには、その結果の責任を負える「強いハート」を持つ自分を創りあげなければならない。

責任をどう逃れるか?を考えているうちは、正しい選択はできない。

5. 読むべき空気と、読んではいけない空気がある。

芸人時代にゴリゴリとしごかれたこともあって、空気を読むことには、まあまあの自信があります。

空気を読むことは、人との円滑なコミュニケーションをとる上で、とても大事なことです。

しかし、自分の信念に背くような時は、しっかり声を出すべきだということです。

長いものに巻かれるのはいいけれど、完全に巻かれっぱなしは良くない。ここぞと言う時には、しっかりと声を出す。

この「ここぞと言う時」を的確に判断できるようになるためには、やはり自分とじっくり向き合って、自分自信の意志やテーマをしっかりと確立しておくことが重要だと思います。

6. 社会にある分類は、自分の力で超えられる。誰も見たことのない地図へと塗り替えよ。

これからの時代は、個人の得意な部分を研ぎ澄まし、たとえ得意なことが小さなことでも、複数の得意を掛け合わせることで新しい価値を創り出し、代わりが効かない自分を創りあげることが大事な時代です。

社会に既にある分類は、人々の考えを固定化してしまいます。他の誰かが決めた分類を鵜呑みにせず、既存の枠に囚われない自由な発想を広げましょう。

そして、誰も踏み入れていない新しい道を自分で創りあげることが、これからの人生の醍醐味になると思います。

このような考えをもとに実際の行動を起こし続け、このブログを通して「自分の人生の道は、自分で創りあげる」ということを発信していきたい。

7. 8割向けていた他者や社会への視点やアテンションを2割に落とす。自分への視点やアテンションを8割にする。

「アテンション」とは、興味や関心のことです。自分も含めて、日本人は特に、まわりの目を気にしすぎる部分があると思います。

判断基準を他人の価値観に託すのではなく、自分の価値観で考えて、自分で判断しようということです。答えは常に自分の中にある。

そいういう意味でも、自分とじっくり向き合って、自分の価値観=人生のテーマ、を確立しておくことが特に重要であると思います。

「みんなにどう思われるだろう?」と思ってしまった瞬間、人生のハンドルを奪われる。

自分の人生のハンドルは、自分で握る。

まとめ

・他人や社会に託さず、自分の意志で決めるために、自分とじっくり向き合う時間を確保して、「自分の価値観=人生のテーマ=信念」を確立しておく。

今日は前半の7個を紹介しました。残りの7個は、また明日書きます。

あなたは何番目の言葉にグっときましたか?

2012-07-23 | Posted in 生き方Comments Closed 

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