2才双子が『ミニカーの感動的な遊び方』を覚えた日。〜続編〜

公開日: : 最終更新日:2014/06/10 子育て

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 2才双子とミニカーで遊ぶ。

 ちらかっていたレゴブロックを片付けて、ミニカーだけを並べる。

 ソファーの上が、僕たちの車庫だ。

 レースは、ここからの華麗なるジャンプでスタートする。

 カタチは車だけど、ヘリコプターのように浮き上がってもいいし、

 ジェット機みたいに飛んでもいい。

 地面に着地したら、ダイニングテーブルのトンネルをくぐり、

 おもちゃが入ったワゴンの下を通り抜け、

 コースの中で、最も危険な

 キッチンカウンターの『側面』を突っ走り、

 また車庫に戻って、ゴールする。

4周目のアクシデント

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 レースは、運転技術がダントツな僕が、いつも1位をいただく。

 すばしっこい双子長男が2位で、

 マイペースの双子次男は、いつもビリ。

 2人とも、くやしそうだ。

 4週目のレース。

 2人は、僕がいつか彼らにプレゼントした車を選んだ。

 僕は頑丈そうな白いベンツ(缶コーヒーのおまけ)。

 ゴール手前の、最も危険なコースである、

 キッチンカウンターの側面で、

 僕のベンツが横転した。

 後ろを走っていたのは、双子長男の緑色のオープンカー。

 僕の車を抜こうと、嬉しそうに走ってきた。

 しかし、

『あっ!あっ!』(車を裏返す)

 なんと、双子長男の車も、横転。

 なかなかの演出だ。

双子次男のチャンス

 いつもビリのマイペースな双子次男に、

 ナンバーワンになるチャンスがやってきた。

 昭和の子供みたいな、いつもの笑顔で、

 黄色いワーゲンが近付いてきて、

 ひっくり返った僕たちの車を横目に、

 颯爽と抜き去った。

 危険なキッチンカウンターの側面を丁寧に走って、

 そのままゴールへ。

 と、思いきや、

 ゴール直前で、彼は止まった。

 Uターンして、またあの最も危険な道を通って、

 僕たちを助けに来るつもりなのだ。

 この遊びの重要な決まり。

 仲間がピンチの場合は、

 どんなことがあっても、

 助けねばならない。

『おまえってやつは…』

 ふたたび、最も危険な道を、見事に通り抜け、

 戻ってきた黄色いワーゲン。

 ひっくり返った僕たちの車の目の前で、

 かたづけそこねたレゴブロックにつまづき、

 横転した。

『あっ!あっ!』(車を裏返す)

最大のピンチ

『このパターンは、さすがにパパも考えていなかったよ』

『みんな倒れてしまったから、助けてくれる人がいないね』

『僕たちのレースも、ここで終わりかな』

『あーあ、あーあ』

 残念がる2人。

『でも、パパは、あきらめない』

『タイヤが使えなくても、ちょっとずつ近づけるか、やってみよう』

 必死な感じで、裏返った車をジワジワと進めて、

 なんとかみんなで一カ所に集まる。

『よし、これでいけるぞ!』

『いくよ、せーの…ハッピー!』

『はぴー!』

『はぴはぴー!』

『しゃきーん!』

『きーん!』

『きーん!』

(復活)

 この後、双子次男に1位をゆずり、

 みんなでゴールして、ハイタッチをした。

 ただのこどもの遊びなんだけど、

 なんだか、僕は、とても、感動したのです。

 絵本やDVDから、大事なことを学ぶのもいいけど、

 遊びや、生活の中で、自然に吸収できるように、

 できたらいいなと思う。

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