旬の鎌倉野菜


 ウマいものといえば何でしょう。焼肉とビール。ステーキと赤ワイン。ウマいですよね。それはもちろんだけども、最近、野菜がウマいんです。グリルしたのは、赤カブ、人参、ロマネスク、玉ねぎ、じゃが芋。ハーブソルトと黒胡椒をふって、デイリーな白ワインと一緒に。

 鎌倉の市場で売ってる野菜は、僕がいままで都内のスーパーでみてきたものとは違う。まあ簡単にいうと、細かったり長かったり、ねじれてたり大きさがバラバラだったりする。たとえば人参なんかは東京に住んでるときはサイズが綺麗にそろって真っ直ぐなものがいいと思ってたけど、今は、いろんな形や色があるのが楽しくて芸術的に見ても面白いし、旨味をとどめておくために変形してるんじゃないかとさえ思っている。

 時間をかけてじっくり煮込んだビーフシチューなんかもいいけど、午前中に市場で仕入れた旬の野菜をさっとグリルして塩と胡椒だけでいただく。短時間でつくれて簡単なのに、最高にウマい。

 野菜も生き物だから、畑の中で栄養を得ている時が一番生き生きしていて、採取された時から絶食状態がはじまる。野菜は生きるために自分の中に蓄えた栄養や旨味を少しずつ消費していく。だから新鮮な野菜はウマい。

 時間や手間をかけた料理はもちろんウマい。でも旬の野菜のシンプルなウマさには、かなわないところがある。

2014-02-25 | Posted in 鎌倉と僕Comments Closed 

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