どこか懐かしく、心に響く庭。鎌倉で「あじ庭」を作ります。
2009年11月、ふらりと寄った本屋で、川本諭さんの著書「Aji-Niwa」に出会いました。
今でもたまに、ぱらりとめくりたくなる、大好きな一冊。
もうすぐ引っ越す鎌倉の家には、小さいけれど、庭があります。
ずっと憧れていた「あじ庭」を、鎌倉で作ります。
あじ庭
花いっぱいの庭も素敵だけど、僕が好きな「あじ庭」は、緑が中心の庭。
サビた鉄、コケの生えた植木、ペンキのはげ落ちた家具。
いい感じに「朽ちた」ものが並び、時の経過を感じさせる「あじ」のある庭。
どこか懐かしく、心にしみる、ばあちゃんの庭のような風景。
そんな庭を、ずっと作りたかったのです。
都会の空中庭園
リビングの延長みたいなベランダ。
都心に住んでいる間は、こんな「あじ庭」もいいなぁと、想像を膨らませて、ワクワクしていました。
風を感じる、小さなパーティ
次の家は、小さいけれど、せっかく庭があるので、こんなスペースを作りたい。
お酒は、手作りサングリアが似合いそう。
写真の左下、ワイヤーで吊したぐるぐる蚊取り線香も、いい感じ。
家族や友人とリラックスして、美味しいお酒と食事を楽しめる庭。
鎌倉で、そんな「あじ庭」を、作ります。
2012-10-31 | Posted in 庭 | Comments Closed