2才双子長男、「みのもんた」ばりのタメ。

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「あぶないから、人にブロックを投げちゃ、ダメだよ」

 僕にしかられてシュンとする、やんちゃな双子長男。

「投げるんだったら、もう片付けよう」

 僕がせっせとブロックを片付けはじめると、

 泣きそうな上目遣いで、無言の抵抗をはじめる。


反省までの流れ

「まだブロックで遊びたいの?」

 僕が聞くと、双子長男は、上目遣いのまま、だまっている。

「ブロックを投げない人は、遊べるよ」

 まだ、だまっている。

「じゃあ、もうブロックを投げない?」

 まだ、だまっている。

 ここで僕は、いつもの、コレを出す。

「じゃあ、もう、ブロックを、、、投げない人!」

「アイッチ!」

 にこにこ顔で、手をあげる。

 いつの間にか出来上がった、反省までの流れ。

 まあまあ、めんどくさいけど、ちょっとかわいい。

昨夜

 昨夜、寝室で、今から寝ようという時。

 双子長男が、Nゲージを、妻に投げつけた。

 硬くて重みのある電車のおもちゃだ。

 さすがに、妻も怒って、双子長男がいつもの泣きそうな顔で、上目遣いをしていた。

 僕は、ここぞとばかりに、割り込む。

「あぶないから、人に電車を投げちゃ、ダメだよ」

 上目遣いで、だまっている。

 いろいろ聞いた後、

 いつもの、コレを繰り出す。

「じゃぁ、もう、電車を、、、投げない人!」

 しかし、

 まだ、だまっている。

 妻にしかられたのが、効いたらしい。

みのもんた

「じゃあ、もう電気消すよ」

 無言。

「じゃあ、もう、寝ます。おやすみ」

 無言。

 僕たちがふとんに入っても、まだ、ふとんの外でだんまりを続ける。

 なかなか、頑固なやつだ。

 しーんと静まりかえる、薄暗い寝室。

 心配になって、ちょっとだけ、ふとんから覗いてみる。

 「みのもんた」みたいな顔で、まだ黙っている。

 2分くらい経過しただろうか。

 薄暗い部屋の中、

 おもむろに、

「アイッチ!」

「いや、ながいわっ!」

 なんだか、いろいろ出来るようになってきて、

 まあまあ、めんどくさいけど、

 家の中に、笑い声が、増えた。
 

2013-03-12 | Posted in 子育てComments Closed 

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