パパエンジンで走る、2人乗り段ボール号


 大量の紙オムツがAmazonから届くと、
 早速、中身を出して乗り込む2人。

『パーパ!パーパ!』

 このパパコールは、ようするに、
 エンジンになれ、という意味。

 エンジンの役を、本気でやると、
 思った以上に息がきれるので、
 なんとか2人だけで遊ぶ流れをつくる。

『よし、じゃあ、次は2人で、
 かわりばんこ、できるかな?』

『アイッチ』


 ケタケタと楽しそうな2人。
 しばらく、かわりばんこに遊ぶ。
 成長したもんだ。

 パパ、感動。


 ずるがしこい長男は、2秒だけ押すと、
 すぐに交代を要求する。

 それに対して何も言わずに、
 交代する次男。
 エンジンの役ばかりだ。

 こんな2人の関係性を見るのも、
 なかなか面白い。

 そして、しばらくすると、
 結局のところ、また2人で乗り込み、
 パパコールがはじまるのだ。

『パーパ!パーパ!』

『よし、ちゃんとつかまって!』

『ブゥーーーン!』

 腕がダルンダルンになるけども、
 ケタケタと、よく笑って、
 楽しそうだ。

 望む場所へ運んでくれる
 エンジンのような
 父でありたいと思う。
 

2013-06-14 | Posted in 子育てComments Closed 

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