シャボン玉のふしぎ

　「えー、またー？」

　双子長男に手をひかれて、
　僕はしぶしぶと庭に出る。

　もう何回やったか分からないけど、
　息子たちはシャボン玉が大好きなのだ。

　長男があんまりにもはしゃぐので、
　ショベルカーのおもちゃで遊んでた次男も
　いつのまにかシャボン玉を追いかける。

　最初は乗り気じゃなかった僕も、
　いつのまにか笑ってた。

　シャボン玉のふしぎ。

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