今月の絵本


 3才5ヶ月の息子たち。純粋無垢なのはいいけども、泣く、押す、叫ぶ、叩く。無邪気さが前より増して半端ない。親としては大変な時期です。でもまあ育児には様々なタイプの「大変」があって、この先もずっと入れ替わり続くのかも。

 とにかく今は大変な時期で、脳の発達や感性が養われる大事な時期でもある。息子たちに何か良い影響のあることをしてあげたい。

 妻と僕から息子たちへ、毎月交代で絵本をプレゼントするのはどうかと、妻から提案があった。今までは気に入った絵本を見つけた時に買っていたけど「今月の絵本はコレです」みたいな感じがなんか企画的でよい。

 妻が2月の絵本として選んだのは「このよで いちばん はやいのは」。表紙からしても、よく知られているウサギとカメの話かと思うとぜんぜん違う内容で、大人が読んでも熱くなるメッセージが最後にドーンと来る。動物や乗り物もたくさん出てくるから息子たちも食いつきがいい。内容的には少し早いかもしれないけど、そのくらいがちょうどいいよね。引っ張り上げる感じで。

 僕が3月の絵本として選んだのは「はははのはなし」。個人的にはアートっぽい雰囲気のあるものが好きだけど、今は「楽しく歯磨き」が目標のひとつなので少し教育的なものにした。でも面白いんですよこれ。美味しい食べ物、健康な体と歯の関係。虫歯の恐怖。特にビビりの長男は歯磨きの途中でふざけたり抵抗しなくなった。絵本ってホントにすごい。

 息子たちはiPadの幼児向けアプリが好きで、欲しいものがあれば画面をタッチするだけですぐ入手できる。勝手に遊んでくれるから親の手間もほとんどかからない。すごく重宝するけど、絵本を読み聞かせることの「あたたかさ」には、どうしたってかなわない。朗読アプリは?いや確かにプロの声優さんには負けるけど、やっぱり親が自分の声で読んてあげた方が絶対にいいですよね?上手くなくても。

 寝る前に読むのは正直しんどい時もある。でも僕は、「世の中は大変なこともいっぱいあるけど、面白いこともいっぱいある」ってことを、絵本を通して息子たちに伝えたい。

2014-03-07 | Posted in 子育てComments Closed 

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