2才双子長男が「指しゃぶり」を止めた日。
鎌倉に引っ越して、2日目の夜。
タコが出来るくらい親指をしゃぶっていた双子長男が、指しゃぶりを止めました。
僕のオカンと、双子長男の、ちょっとだけ感動する出来事。
バーバのことが、大好きな双子
引っ越し後の家の中は、ダンボールだらけです。
この土日で、なんとか生活できる状況をつくるために、僕のオカンに2晩泊まってもらいました。
即席でミニミニ保育園を開けるオカンの力は、すごい。
双子長男の親指
双子次男は「かんしゃく持ち」だが、双子長男は大丈夫。
なぜなら、いつでもどこでも、しゃぶることができる親指があるからだ。
そのうちやめるだろうと思って放置していたが、親指にタコができたり、ガサガサしてきているので、そろそろ止めさせたい。
「あら、また親指しゃぶってる。赤ちゃんだねぇ、お兄ちゃんは指しゃぶらないんだよ」
オカンも指しゃぶりを止めさせようとして、いろいろ言っていたが、ぜんぜん止めない。
寝室での出来事
2日目の夜、寝かしつけから戻ってきたオカンの様子が変だ。
話を聞いてみると、寝室で、こんなことがあったらしい。
「あら、親指がこんなに腫れてる。かわいそうな親指ねぇ」
オカンはそう言って、双子次男の綺麗な親指と、タコができてる双子長男の親指を見比べさせた。
カンの鋭いほうの双子長男。
やっとオカンの気持ちが伝わったのか、指をしゃぶらないようにガンバリはじめた。
いつも眠りの導入剤として親指がかかせなかった双子長男。
その日は、手のひらを顔面にあてて、目をふさいで、しゃぶりたいのを必死に我慢しはじめた。
必死でがんばる双子長男の姿を見て、うちのオカンは、思わず感動して涙がこぼれてしまったそうだ。
双子長男は、お風呂をあがったあとに、オカンにタオルで体を拭いてもらったのを覚えていて、今度はオカンの涙を、タオルで拭いてあげた。
初めて、親指をしゃぶらずに、眠りについた双子長男。
えらかったね。
そして、ありがとう、オカン。